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意外に見落としがちな窓の断熱性能を高める素材を教えます!

マイホームを長持ちさせるカギを握るファクターの一つは断熱性能を高めることです。断熱材を使用する課所といえば外壁内部が大半なのは確かですが、実はそれ以外の部位が案外見落とされているのをご存知でしょうか。その箇所というのは窓の断熱性能です。それと言うのも窓の断熱性能は壁面に比較すると10分の1しか期待できないとされているからです。

ここで断熱性能をはかる尺度に、熱貫流率というものがあります。熱貫流率とは、室内と室外の温度差を1℃とした場合に、1時間あたりにどれほどの熱量が移動するのかを表す数値のことです。熱貫流率の数値が低いほど断熱性能が高く、逆に大きくなれば断熱性能に劣るということになります。窓は壁面に比較すると熱貫流率が外壁の10倍とされているのです。つまり外壁の10倍、窓は断熱性能に劣るということになります。新築住宅の壁面ではすでに高性能の断熱材が使用されていることが多いので、より効率的に断熱性能を改善するには、窓の断熱性能を見直すことがポイントになります。

ところで窓はガラスとサッシから構成されているので、これらの部分を見直すことが断熱性能を高めるためのキーストーンになるわけです。サッシのためには窓用シャッター、アルミ樹脂複合サッシ、ガラスを見直すにはLow-Eが効率的な対策になります。

窓用シャッターは、窓ガラスを保護するためのシャッターが実装されているもので、開ける時には上部のコンパクトなシャッターケースに収納されるので場所も取らないメリットがあります。窓用シャッターには手動式と電動式があり、電動式の方がコストはかさむ者のリモコンなどで操作できるので女性でも操作に困ることはありません。アルミ樹脂複合サッシは、屋外側にアルミ素材を使用し屋内面に樹脂をつかっているのが特徴です。アルミニウムの耐久性と軽量さと、樹脂の熱貫流率の低さを活かせるので高い断熱性能を発揮します。樹脂は紫外線に弱い特性をもっていますが、屋外側には耐久性に優れたアルミ素材を使用することで、断熱性能が長期間維持されるのがメリットです。

Low-Eガラスは、低放射性という意味で太陽光の放射熱を提言する機能を強化しているのが特徴です。Low-Eガラスは複層ガラスに挟まれたいずれかの表面にコーティングが施されており、太陽光の放射熱はコーティングされた金属膜一気に低減されます。夏場などの強い日差しのもとでも高い断熱性能を期待できます。